キャンプ始めたいんだけど、専門用語が全くわからない。初心者が覚えておけばいいものだけ、厳選して教えてほしい。
こんな要望に答えます。
ぶっちゃけ、専門用語なんてものは、実戦経験のなかでその都度おぼえていけばよいです。
それでも、始める前にまずは最低限のキャンプ用語を知っておかないと、先へ進めません。
なので本記事では、「これだけ覚えればもうキャンプ行けるねっ!」という用語だけ厳選しました。
ではさっそく、初キャンプへむけて少しだけ覚えていきましょう!
初心者キャンパーむけ用語辞典【これ覚えたらビギナーキャンパー】
本記事では、ザックリ噛み砕いて「キャンプしたことない」方へ向けて、キャンプ用語を解説しています。
なので、しっかりとキャンプ用語を網羅しておきたい方は、こちらの参考書をご活用ください。
オートキャンプ
いわゆる、車に荷物を積んでキャンプ場へ行き、そのままテントサイトの横まで車で入場できるキャンプのことです。
車なので荷物制限がなく、「あれもこれも」と手当たり次第持っていけるし、テント横に車をつけれるため荷物の移動がなく楽なので、初心者キャンパーにおススメです。
また、オートキャンプできるキャンプ場は、わりと手入れされているキャンプサイト(キャンプ場の敷地)が多いので、視界もひらけていて安心です。
グルキャン
グループキャンプの略。
グルキャンとは複数人で一緒にキャンプすることを指します。
その他には、ソロキャン(一人でキャンプ)、デュオキャン(夫婦やカップルでキャンプ)、ファミキャン(家族でキャンプ)などがあります。
キャンプ場によっては、ソロキャンパーに人気の場所だったり、グルキャンむけの設備が整ったところもあるので、しっかりとHPをチェックしましょう。
グルキャンしたいけど、全員初めての場合、キャンプ場でレンタルできるところもある。また、ネットでキャンプ用品をレンタルできるところもある。詳しくはこちら。
>>キャンプ用品レンタルならそらのした
グランドシート
テントと地面の間に敷く布のことです。
地面の凹凸からテント本体を保護する役割と、地面からの結露、雨水の入水などを防ぐ効果があります。
サイズのバリエーションも幅広く、テントと同じサイズのグランドシートを選ぶとよいです。
ブルーシートで代用可能なので、正直初心者はブルーシートでOK。その予算を他のギアへとまわそう!
クッカー
クッカーとは、キャンプで使用する鍋やフライパンの総称です。なので、素材や形はもちろん、重量にも差がでます。
大体、安価で丈夫なステンレス製の人気が高く、初心者にはステンレス製がオススメです。
スキレット
鋳鉄(ちゅうてつ)製のフライパンです。
鉄なのでとても重く、携帯性に欠けますが、その分鉄フライパンならではの均一な火力の調理がたくさんできます。また、黒光りしている見た目から、長年愛用され油がしっかりと染み込んだスキレットを、「ブラックポット」と呼びます。キャンパーの間では、ブラックポットは熟練キャンパーの証です。
シュラフ
寝袋のことです。かっこよくシュラフと言いましょう。
形は2種類あって、人型と、封筒型です。
人型は保温性が高いが、窮屈。
封筒型は逆に保温性は低いが、広々としていて快適。
また2つを繋げて家族で一緒に入ることもできます。
シュラフにはオールシーズン対応しているものや、ワンシーズンに特化したものもあるので、自分が使用するシーズンを把握してから購入を決めましょう。
タープ
雨風や、日差しを遮るための1枚布。
デイキャンプの屋根にしたり、テントの入り口に合わせて貼り、リビングとして活用したりします。
UVカット率が高いものや、耐水圧がすぐれているものまで幅広くあります。
また形もさまざまで、基本は長方形タイプだが、六角形のヘキサ型タープはお洒落で人気が高いです。
自在金具
自在金具とは、テントやタープを張るときにロープの張り具合(テンション)を調節する金具です。
大体、アルミ製でできており、2つ穴が空いています。
ロープの通し方がちゃんとあり、間違った方向でロープを通すとテンションがかからず、テンションも下がります笑
もうこれは慣れですね。
あと、片付ける際はきちんと巻いて回収しておくと、次回の時に使用しやすいですよ。
着火剤
いわゆる、火付け役です。
燃料は燃えやすい薬剤でできており、初心者は必需品。
焚き火やBBQに使用し、火をおこす手間を省いてくれます。
薪の中に着火剤を入れ、チャッカマンなどで火をつけたらあとは放置していれば焚き火の完成です。
ペグ
地面に打ち込み、テントやタープを固定する器具。
スチールや硬質アルミでできており、45度以上角度をつけて、地面に打ち込みます。
またキャンプ用語で、ペグを地面に打つことを「ペグダウン」と言います。
尖っていて大変危険なため、キャンプサイトと同化しないようにカラフルな物も多いです。
ファーストエイドキット
いわゆる「救急箱」の、携帯性を考慮されてコンパクトにまとめたアイテム。
初心者、玄人、関係なしに、キャンプへは必須です。
応急処置が必要な怪我に有効で、持ち物は人数や行き先で変わってきます。
常にバッグにいれておくものなので、忘れることのないようにしましょう。
個人的には、火傷に対して馬油を持っていくのがオススメです。
馬油は人間の皮脂と性質が近く、肌への浸透力がバツグンなのです。
さらに抗酸化・殺菌作用、抗炎症作用があり、自然治癒力を高める働きを持っているため、応急処置にはピッタリですよ。
まとめ
本記事には、初心者キャンパーになろうとしている方が、網羅すべき情報だけをまとめました。
キャンプの醍醐味は「自然の中でリラックス」したり、非日常(焚き火など)を楽しんだりすることです。
ですが、相手は大自然なので、しかるべき準備と心得があってこそキャンプライフを満喫できます。
なので、「山は友達にはならない」ことを頭に入れて、知識という情報と、ギアというアイテムを持ってのぞみましょう!
では、今回は以上です。
コメント