スローライフってどういう意味?ゆっくり生きるってこと?よく意味が分からないから教えてほしい。
こんなお悩みにフォーカスし、解決します。
- スローライフとは「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方
- スローライフとは「時間との向き合い方」が命
- スローライフとは?「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方3選
スローライフとは「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方のこと。
要するに、「時間」を人生の優先順位として、高めに設定している人種だ。24時間は平等であるが、何に対してどれだけの時間を使うのかは、人それぞれだ。
その時間配分を「自分の意思決定」によって、コントロールする生き方と言える。
本記事では「スローライフ」について、考え方から具体的なアクションプランまで、徹底的に深掘りして解説していきます。
それでは、さっそくはじめましょう!
スローライフとは「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方
ちなみに、Wikipediaでは以下である。
スローライフ(Slow Life)とは、生活様式に関する思想の一つである。厳密に定義された言葉ではなく、曖昧なイメージを伴って恣意的に解釈、使用されうることに注意が必要である。
Wikipedia
スローライフとは時間に重きを置くタイプ向き
スローライフに憧れる人は、人生において「時間」を意識し、大切にしている人が多い。
なぜなら、時間=命だと思っており、無駄な時間の浪費を極力避けているから。
だがしかし、自分の意思による選択ならば、一見ムダとも見える時間の使い方であっても、「幸せな時間」として思い出に変わる。
たとえば、
- 料理
- キャンプ
- ハイキング
どれも、なかなかの時間を消費する。だが、そこに価値を見出し、幸せを感じるのがスローライフだ。
自分の時間を「自分の意思決定」で消費する。スローライフとは、自分の命を自分が「納得いくもの」に、できるだけ多くの時間を費やす生き方と言えるだろう。
1日24時間の裁量権は自分にあるか?
24時間は平等だが、果たして「裁量権はあなたにあるか?」と、問われたら言葉に詰まってしまうかもしれない。それほど、日常に追われているからだ。
- 仕事
- 家事
- 子育て
やることなら無限に出てくる。いつまで経っても終わらない。いよいよダメだと疲れ切る前に、立ち止まって考えてみるべきだ。
- 「このタスクは本当に今必要なのか?」
- 「無駄な時間を浪費していないか?」
思いつく限りムダを削ぎ落とし、省いてはぶいて時間に余裕を持たせてみること。そこから幸せはスタートする。スローライフとは、まずは時間に余裕をもたせ、たくさんの時間を自分の”意思決定”よって消費していくことにある。
ゆっくりと堪能するからこそ幸せを感じる
ファストフードは便利だ。なぜなら、待ち時間も少なく、時間も節約でき、お腹も満たせるからだ。とはいえ、その側面には「ゆっくりと堪能する」ことが欠けている。
スローライフ向きの人には、この「ゆっくりと堪能する」時間こそが、幸せに繋がる。
たとえば、
- パンを一から作り、発酵や成形をも楽しむ
- 炭から熾して網の上で焼いて食べるステーキ
とはいえ、幸せの源は、決して食だけに限るものではない。行動からも得られる。
- DIY
- 陶芸
- 植物の栽培
スローライフを好む人は時間など気にせず、無から生み出すことに喜びを覚える。既製品の良いところもあれば、手作りの良いところもある。そんな感覚だ。
スローライフとは「時間との向き合い方」が命
時間は意識しないと想像以上に過ぎ去っていく。命は有限であり、時間も有限である。SLOW LIFEにとって、時間=命であることは常々、念頭に置いておくべきだ。
時間の余裕こそ「最強のストレス発散方法」
「なんでもできる」時間を持つことこそ、最強のストレス発散となる。
なぜなら、スローライフを目指す方の大半は、他者による「時間の拘束」がストレスになるから。
SLOW LIFEを送る上での条件として、以下が挙げられる。
- 時間に余裕がある
- 時間の裁量権が自分にある
とはいえ、なかなか現実は厳しい。でもここで諦めず、自分の時間を取り戻してほしい。今日気付けたなら、明日からの未来は変えられるかもしれない。
時間を操る超スローライフ法
スローライフとは、自分の時間をコントロールすることに尽きる。
24時間のうち、
- 仕事
- 睡眠
- 1人の趣味
- 友達との遊び
- 家族との団欒
あなたの思い描いた時間配分ができるのなら、スローライフ生活を送れていると言える。逆に、「時間なんて追われるだけで配分なんてできないよ」という方は、これから伸び代MAX。少しずつ、人生にゆとりをつくっていこう。
スローライフとスローフードの関係は?
そもそもスローライフ(slow life)とは、スローフード(slow food)から派生してつくられた、和製英語。
1989年にイタリアで始まったスローフード(slow food)活動は、「食を根本から見直す運動」のこと。
詳しくは以下の、スローフードとは|日本スローフード協会の記事をご覧ください。
スローライフとは?「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方3選
本記事で紹介するのはごく一部である。生き方は多様であり、あなたの好きなものをすると良い。
パン作り
パン作りはとても時間がかかる。だが、そこが良い。なぜなら、スローライフとは「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方だからだ。
パンを作るには最低でも以下の工程がかかる。
- 生地作り
- 一次発酵
- ベンチタイム
- 成形
- 2次発酵
- 焼成
作るパンにもよるが、最低でも2〜3時間はかかるとみておいたほうが良い。一度に作れる個数は、家庭用なら6〜10程度。労力の割に少ないが、焼き立てのパンは格別だ。
時間がかかるだけでコストは全くかからないので、是非一度チャレンジしてみてほしい。パンの焼き方・作り方についてはアフィリンクを参考にすると良い。
コーヒー
コーヒーを飲む人は多いだろう。だが、スローライフにおいては、市販のインスタントコーヒーをただ飲むわけではない。ゼロから作って工程を楽しむのだ。つまり、生の豆から、
- 焙煎
- 挽く
- 淹れる
この流れを楽しむ。正直、コーヒーは癒やし効果抜群だ。なぜなら、「香り・音・味・見た目・触感」全ての五感をフル動員するから。それに加えてカフェインの作用で頭もスッキリし、パフォーマンス向上にも繋がる。至れり尽くせりだ。
焙煎のやり方については文字よりも動画の方が分かりやすいと思う。興味がある方はYouTubeリンクを覗いてみると良い。
キャンプ
キャンプはもはや日本の娯楽TOP3と言っても過言ではない。なぜなら、キャンプ総人口が2019年推移で900万人。つまり、13人に一人がキャンパーなのだから。
なぜキャンプがスローライフか?もちろん、あえて時間をかけて愉しむのもあるが、一番の理由はデジタル化が進む現代を逆行する、アナログ生活にある。
- 薪を割る
- 火を熾(おこ)す
- テントを張る
- 日光浴する
- 自然の音を聴く
どれも現代人には足りない要素だ。ゆっくりと流れる時間の流れを体で感じ、陽が落ちて眠り、日の出とともに起きる。これほど、体内リズムや自律神経を整えてくれるアクティビティは他にはない。キャンプの始め方については以下を参考にすると良い。
スローライフとは「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方まとめ
本記事の内容をおさらいしてみましょう。
- スローライフとは「敢えて時間をかけて愉しむ」生き方のこと
- スローライフとは時間に重きを置くタイプ向き
- 1日24時間の使い方の裁量権が自分にあるほど良い
- ゆっくりと堪能するからこそ幸せを感じる
- 時間の余裕こそ「最強のストレス発散方法」
- slow lifeとはslow foodから派生してできた和製英語
- 敢えて時間をかける生き方3選はパン作り・珈琲・キャンプ
本記事を読む前は「スローライフってゆっくり生きることかな?」という概念が、ガラッと音を立てて変わったのではないだろうか?
多種多様の現代では、もはやひとつの正解はない。あなただけの正解が、無数にある。生き方なんて、自由だ。あなたは、今その一歩を確実に踏み出したことだろう。
とはいえ、行動しなければ何も変わらない。知識を得ただけでは、思うような人生を描くことは難しい。なんだっていい。手のひらサイズのビジョンを描き、小さなステップを踏み出してほしい。
釘を刺すようだが、やる気は湧いてこない。行動していたら、いつの間にかやる気が湧いてくるものだ。そして、人間は考え始めたら、「できない理由」を探す。秒で探す。その前に動くことが肝である。それでは、今回は以上となります。
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